STRUCTURE 構造

免震構法で支える、堅牢な暮らしの基盤

多くのマンションは耐震構法(多くが住宅性能評価・耐震等級1)で建てられていますが、『ブリリア武蔵小杉』で採用されたのは、その約1.5倍の強さを持ち、耐震で最高の等級3(住宅性能評価)に相当する免震構法です。
※ 耐震等級1に対しての数値です。

免震構造

基礎に免震層を設けて地盤の揺れを吸収することで、建物全体を免震化した安心構造で、安全な暮らしがサポートされています。

免震装置
積層ゴム

「厚さ数ミリのゴム」と「鋼板」を交互に積層し、上下(鉛直)方向に強く、水平方向には柔らかい性能の構造体です。

免震装置
オイルダンパー

鋼製シリンダーに内封されたオイルの流動抵抗力を制御力・減衰力に利用し、建物の揺れに合わせてピストン運動することで、地震エネルギーを吸収します。

免震装置
転がり支承

ボールベアリングと軸受けレールによる直動装置を直交させて組み合わせた免震支承です。建物の大きな荷重を支えながら、小さな抵抗力で任意の方向に動き、引抜力に対しても有効に作用します。

地盤・支持層

地下約17m以深、N値50以上の土丹層を支持地盤として、アースドリル拡底杭工法により24本の杭が打ち込まれています。

二重床・二重天井

スラブ厚は約200~300mmが確保されています。フローリング材とスラブとの間に空間を設けて、メンテナンス性と遮音性が高められています。

住宅性能評価・劣化対策等級3(最高等級)

コンクリートの劣化を防ぐため、鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)は劣化対策等級3(最高等級)の仕様に基づいた厚さが確保されています。

コンクリート耐久性

耐久性を高め、長期にわたって劣化を防ぐための配合条件として、コンクリートの水セメント比を50%以下に抑えられています。(杭・外構除く)

溶接閉鎖型フープ

溶接閉鎖型フープは、工場で特殊溶接をして閉じた形にした帯筋です。コンクリートを帯状に拘束し、大地震時にも柱を粘り強く支えます。

ダブル配筋

主要な床や壁には、シングル配筋に比べてより粘り強さを発揮する二列配置のダブル配筋が採用されており、強度と耐久性が高められています。

高強度コンクリート

高い強度が求められる低層階のコンクリートの設計基準強度は、最大48N/mm²に設定されています。これは1m²あたり最大約4,800トンの圧縮に耐えられる強度を意味しています。

二重サッシュ(一部窓除く)

全住戸の窓に遮音性、断熱性に優れた二重サッシュが採用されています。暮らしの静けさと心地よさがしっかりキープされています。

遮音対策

サッシュの遮音性能等級は4段階で、数値が大きいほど優れた性能が表わされています。 『ブリリア武蔵小杉』は最高等級のT-4サッシュを採用し(一部住戸除く)、室内の遮音性に配慮されています。
※掲載グラフはメーカーによる部材の試験データですので、実際の室内値を保証するものではありません。
※マンションにおける住戸の位置(階数、向き等)等によって外部騒音が異なる為、採用されているサッシュも異なります。

外壁

ALCは厚さ約100mm~150mmが確保され、断熱性が高められています。

戸境壁

戸境壁はプライバシーに配慮されており、約200mm以上となっています。

静粛性に配慮した主寝室

主寝室と他の居室が接する間仕切り壁は、上階の床下までプラスターボードを貼り込み、さらに主寝室側にプラスターボードを二重貼りにし、遮音性が高められています。

フローリングと巾木間のクリアランス

フローリングと各居室の巾木の間に、隙間を確保して床と絶縁することで、生活音を隙間から居室空間へと逃がして、床下に伝わりにくい仕様になっています。

流水音を抑える排水竪管

排水の竪管には遮音シートを巻くことにより流水音の遮音に配慮されています。集合継手を用い、水の流れに旋回力を与え、スムーズな排水が可能です。

床の衝撃音対策

LL45、LH50のフローリングが使用されており、スプーンなど小さな物の落下音「軽量衝撃音(LL)」にも、足音などの「重量衝撃音(LH)」にも対策が施されています。
※メーカーによる部材の試験データですので、実際の室内値を保証するものではありません。

非常用エレベーター

万が一、停電や火災が発生したら、管制運転で最寄りの階に停止し、自動アナウンスで、安全な避難方法をお知らせする仕様です。

住宅性能評価

「住宅性能評価制度」とは、国土交通大臣が登録した第三者機関によって客観的かつ厳格な評価を行い、住宅の品質を具体的な等級や数値等で表示する制度です。「設計部門」、「建設部門」でも取得されています。
※住宅性能評価基準については、パンフレット作成時点での評価基準となります。
※物件画像は竣工時及び2022年5月に撮影された画像となります。
※上記の内容は分譲当時のHP・パンフレットに記載されている内容を基に掲載しており、現状と異なる場合があります。